自伝:高校時代

プライベート

幼少期〜中学時代編の長文に引き続き、ここまで読んでいただきありがとうございます!

等身大の平々凡々な歴史を赤裸々に公開することで、『kentaman®️ってこういう人間なんだな』と人となりを少しでも知っていただき、初めてご来店いただく前の不安を少しでも解消できたらな、という思いで綴っております。

それでは高校時代のお話の始まりです!

自伝:幼少期~中学生時代

 

自伝:高校時代

さて、そんな中学生時代を終え、ワタクシが進学したのは地元の隣町の「鳥栖工業高校(機械科)」でした。

当時の佐賀のド田舎の高校生には、ある「謎の絶対的文化」が根付いていました。 それは……

「ヤンキーがモテる」

まさに謎のヒエラルキーです(笑)。

思春期&ませガキ真っ只中だった僕は、とにかく「モテたい!」という不純な一心で、必死にイキってヤンキーの真似事をしていました。 ……が、

今振り返るとヤンキーにもなりきれない「まーまー中途半端で痛いヤツ」という、なんとも残念な仕上がりになっていましたね。

しかも、僕が進学したのは工業高校です。

女性っ気なんて、控えめに言って「1ミリも」ありません。

高校の3年間、クラス替えがあっても見渡す限り男・男・男の男子クラス

少女漫画のような淡い青春のロマンスなんて起きるはずもない、汗臭くてなんとも哀愁漂う高校生活を駆け抜けました。

当時の僕の学校生活に対するモチベーションは、控えめに言って底辺でした。

テストの目標は「赤点(欠点)ギリギリ回避=僕の中では実質100点満点」

朝の通学も、駅に着いて「あ、乗るはずの電車が先に出発しちゃった。……よし、今日は学校休み!」と即座に家へ引き返す始末。

まさに絵に描いたような「ダメンズ代表」の高校生活です。

部活にも入りませんでした。

その代わり、当時の僕の脳内には「高校生の男たるもの、とにかく強くなくちゃいけないだろ!」という、謎のサイヤ人(ドラゴンボール)的発想が爆誕。 その勢いとノリだけで、空手道場(総合格闘技)に入門しました。

「これで俺も最強の男に……!」と意気込んだのも束の間。

持ち前の「ダメンズっぷり」がしっかり発動。

結果的に、見事なまでの「サボり魔」と化していました(笑)

そんな「ダメンズ代表」のような高校生活の中で、僕に多大なる影響を与えてくれた、2つの偉大な場所がありました。

それが「空手道場」「バイト先のロッテリア」です。

余談ですが人生でロッテの店員さんと美容師さんしかやったことありません

まず、サボり魔と化していた地元の空手道場。

たま〜に気が向いてひょっこり顔を出すと、先生は怒るどころか、「おぉ!よく出てきた!!大したもんだ!」と、海のように深い懐で迎え入れてくれたんです。

出来の悪い門下生を頭ごなしに否定せず、ただ受け入れてくれる。

その圧倒的な人間力と優しさに触れ、この先生には未だに頭が上がりません。

高3年の最後は全国大会まで出場させていただきました。初戦敗退ですが….

そしてもう一つが、僕に「働くこと」の真髄を叩き込んでくれた場所。

九州出身ならば誰もが知る、あの「基山パーキング(上り)のロッテリア」です。

 基山PAのロッテリアは、ゴールデンウィーク期間になると

「日本一忙しいロッテリア」**へと変貌を遂げます。

、まさに狂気の戦場のようでした。

目の前には、永遠となくならない渋滞と永遠に途切れないお客様の波!!

そんな極限状態の中で、偉大なる店長やマネージャー陣からバシバシにしごかれ、「働くとはなんぞや」「仕事とはなんぞや」ということを徹底的に叩き込まれました。

当時の僕はまだまだでしたが、この戦場で揉まれたおかげで、ファーストフード店ならではの「いかに無駄をなくし、効率よく仕事を組み上げるか」というスキルを自然と身につけることができたんです。

これが後々、美容師としてのサロンワークにめちゃくちゃ活きることになります。

余談ですが 女性っ気が「1ミリもない」工業高校に通っていた僕ですが、高校2年の時、「妻以外で一番長いお付き合いをした女性」と出会います。

……はい、お察しの通り、出会いの舞台はこのバイト先のロッテリアです(笑)。

ここからなんと「6年間」も長続きする大恋愛に発展していくのですが……、この甘酸っぱい青春エピソードまで語り出すと、いよいよ「これ何の話??」状態になってしまうので、ここでは割愛させていただきます(笑)

そんなこんなでうだつのあがらない生活を謳歌(?)している間に、いよいよ進路を決める「高校3年生」に突入しました。

今まで全力で「自分の将来」という現実から逃げ回って来た僕にも、ついにやってきた自問自答タイム。

「さーて深見憲太よ!お前の人生、この先どうする??」

ここで、僕の人生において最大級の「血迷い」と「迷走」が発動します。 今こうして文字にするのもお恥ずかしいレベルなんですが……なんと、芸能事務所のオーディションを受けるという、意味のわからない奇行に走ったんです。

一応受かりはしたものの「芸能スクールの特待生?(要するにレッスン費払ってね的なやつ)」みたいな、なんともビミョーな感じ。

それなのに、当時の血迷い全開の僕が出した結論はこうです。

うーん、芸能人という『人目を気にしながら生きていく人生』は、俺にはちょっと辛いな……」 ……

なぜ「売れる前提」でモノを考えているのか、当時の自分を小一時間問い詰めたいです。完全に血迷ってる。本当に血迷ってる。

芸能界(?)をあっさり見切った僕は、ようやく現実に引き戻されます。

「俺は工業高校に来たわけだし、やっぱり『手に職』!これしかないだろ!」 そこで思いついた道が、【美容師】か【自動車整備士】の2択でした。

ここで、またしても僕の脳裏に浅はかな考えがよぎります。

男っ気しかないこの工業高校を卒業した後、どっちの職業が【モテる】か??」 当時からなぜか「男ウケ」だけは悪くなかったんですが、そんなものはどうでもいいんです。

男に生まれたからには、女性にモテたい。これはもう大自然の摂理。

しかも、時代はまさにあの木村拓哉さん主演の大ヒットドラマ**『Beautiful Life(ビューティフルライフ)』**の放送後のカリスマ美容師ブーム真っ只中!

Screenshot

「……美容師、絶対モテるだろ!!!」 この圧倒的に不純な動機により、僕の進路は決定しました。

当時の校則はものすごく厳しくて、髪型は「刈り上げ」以外は絶対NG。

「眉毛抜いたらあかんで!」という厳しい指導もありました。

 「モテ」とは程遠い、この理不尽な校則の支配下で過ごした高校生活。

「この支配からの卒業!!」

Screenshot

……はい、ただ尾崎豊を言いたかっただけです。

もう俺には、美容師の道しかない!完全にあたおかですね。

そうと決めたら、持ち前のノリと勢いでひとまず周囲に言い回ります!

バイト先の人たち、家族、友達に「俺、美容師になるわ!」と宣言した結果……当然のごとく、サボり魔でダメンズだった僕の性格をよく知る先輩方からは、愛のあるリアルなアドバイスの嵐。

「絶対無理!美容師はそんな甘くない!」

「朝から晩まで働いてお給料安いし、自分の時間なんて取れないよ?」

「仕事なんだからね、遊びじゃないんだよ!」

美容師になった後に直面するであろう厳しい現実を、専門学校に入る前からこれでもかと教えていただいたのは、今思えば本当に有難いことでした。

しかし。 厨二病をこじらせた高校生の僕は、超絶「負けず嫌い」な性格。

みんなから「絶対無理!」と言われれば言われるほど……

「は?無理じゃねーし!!」

と、心の中にメラメラと火がつきました。

周囲からの「無理!」という言葉で、逆に「無理じゃねーし!!」と完全に火がついた厨二病の僕。

どうせ行くなら、意地でも福岡で一番厳しいと言われる名門【大村美容専門学校】に入ってやろうと心に決めました。

そうと決まれば行動は早い!

すぐさま大村美容専門学校のオープンキャンパスに参加しまくります。 当時の大村は「オープンキャンパスに参加するたびにポイントカードにスタンプがもらえる」という、参加すればするほど面接が有利になる神制度があったんです。

しかし、ここで片田舎の工業高校生は特大のカルチャーショックを受けます。

周りは、美容師を目指す都会のオシャレな高校生たち。

一方の僕は、佐賀のヤンキーモテ文化から抽出された「刈り上げ&眉毛ボーボー」の工業高校生スタイル。

……美容専門学校のオープンキャンパスで、一体僕は【なに】と戦おうとしていたのでしょうか?(笑)

圧倒的ファッションセンスの差は、皆様のご想像にお任せします。

そんな中、風の噂で「推薦入試で受けると受かりやすいらしい」という激アツな情報をキャッチ。

すぐさま進路指導室に駆け込みました。

「推薦入試で大村美容専門学校を受けたいんですけど!!」

出席日数が全然足りてないから無理よ。

……はい。 そうです。

高校1年の時に「あ、電車が先に行っちゃったから今日は休みで」とサボりまくっていたあのダメンズ生活のツケが、ここに来て大爆発。

完全に自己責任です。 僕の「推薦入試で楽して受かる」という淡い夢は、一瞬にして儚く砕け散りました。

しかし!こんなことでは倒れません。 「ならば通常の面接入試で勝負や!!」

迎えた面接入試本番。 僕の武器はただ一つ。【気持ち強め、頭弱め】。

面接のスタンスは「自分を一切包み隠さず、すべてをさらけ出す」こと。

今となっては細かい質問は全然覚えてないんですが(笑)、一つだけ強烈に思い出深い質問がありました。

面接官「深見さんの、苦手なことは何ですか?」

勝負どころです。包み隠さず、ありのままの自分をぶつけるんだ……!

僕は一点の曇りもないドヤ顔で、こう答えました。

勉強です!! 

……血迷ってる!! 今思い出しても「包み隠さなすぎだろ!」とツッコミたくなる、アホ丸出しな回答をかましてしまった…(笑)

そして後日。 合否通知が来るのを今か今かと待ちわび、ついにその封筒が届きました。 運命の結果は…………。

見事なまでの【 不 合 格 】!!

あんだけバイト先の先輩方に「俺、大村入るんすよ!」と大見得を切ってイキり倒した手前、落ちたなんて絶対に言えない!!

 Noooooooooooooooooooo!!!

どうする、どうする俺!? 足りない頭をフル回転させます。

もはや大村美容専門学校にしか興味が湧いておらず「他に行くなんて考えられない……」と絶望していたその時。

不合格通知の紙の隅っこを、よーーーく読んでみると、一筋の光が。

【再申し込みで、夜間部への受験も可能!】

……夜間部? 大村美容専門学校に入れるなら、昼も夜ももう関係ないだろ!! という最高に安易な考えで、即座に再申請。

またまた待つこと数週間………………。 ついに、2度目の通知が届きました。 手汗を握りながら、ドキドキドキドキ……封を開けると、そこには。

キターーーーーーーーーー!!! 

ということで! 紆余曲折と数々の血迷いを経て、僕は見事、大村美容専門学校(夜間部)に入学することになりました!

※ちなみに僕が入ったこの「夜間部」、今はもう無くなってしまった幻のコース

次回に続く……。

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